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2011年度理事長所信

社団法人愛知中央青年会議所
第31代理事長
加納 真司

はじめに
百年に一度と言われたサブプライムローンに端を発した世界同時不況から既に 2年が過ぎようとしていますが、私たちを取り巻く経済状況・生活環境は回復の兆しがあると言われながら、現在も混沌としています。
先行きが不透明な時代の中で、人々は不安を抱えながらも日々生活しています。我々は地域の住民の期待に応える為に、どんな状況においても「明るい豊かな社会の実現」向けて胸を張って青年会議所運動を行っていき、更なる飛躍をしていかなくてはなりません。
1981年このまちを愛し、志を同じうする若き7名の青年が立ち上がり、50名の同志と共にこのエリアに青年会議所が誕生いたしました。諸先輩方の弛まぬ苦労とご尽力により、2010年おかげさまをもちまして創立30周年を向かえさせていただきました。30年の歴史を振り返りこれから私たちは新たな社団法人愛知中央青年会議所(LOM)の一歩を踏み出していきましょう。          

 

コミュニケーション力の向上が組織力の飛躍に
青年会議所に限らず、私たちは日常の中で何らかの組織の中で暮らしています。それは、会社組織であったり、地域のコミュニティーの組織であったり、家族と言う組織であります。最近は組織での生活から離れ、個人での生活を送る人が増えている様に感じます。現代社会では、個人でも生きて行ける環境が整っており子どもの頃から一人でテレビゲームをしたり、あまり人とのコミュニケーションを取らずに成長してしまうと、引きこもりやニートと呼ばれる大人が増えているのではないでしょうか。人と人とのコミュニケーションが薄れてしまうと人間は自分の殻に閉じこもりがちになり、意欲がなくなり人との繋がりが希薄になって行くように感じます。青年会議所の組織の最少単位は委員会であり、青年会議所が元気になる為には委員会活動が非常に大切だと思います。委員会の中で、自らが率先して何事にも勇気を持って取り組み、一人ひとりが元気になれば自然に委員会内の雰囲気が良くなり、共に靴底を減らし汗をかき涙を流し感動を共有することで、メンバー全体への相乗効果によりLOM全体の活動に強力なエネルギーになると思います。地域を素敵に輝かせるには、まず我々メンバーが成長しなくては、まちづくり運動は出来ません。メンバー全体がコミュニケーションを取り一つの輪になることで、一人ひとりが煌き、人の輪を築きあげ、人のつながりを更に大きくすることにより百年先(みらい)へ飛躍する一歩とします。

 

情報分析が次代のリーダーの力に
今、私たちが生活している中で、情報と言うのは非常に重要なものであり、そして使い方を間違えてしまうと非常に危険になり自分の仕事、家庭にも大きな影響を与えられてしまう事もあるのと思います。
普段何気なく観ているテレビでのニュースを観ていると、演説などの話の内容を掻い摘んで一部しか映像として放送していませんでした。その様な映像を観た人はどう感じるのでしょうか。そのイメージへの影響は偏ってしまったりします。現在は新聞、テレビ、そしてインターネットと言った情報を集める媒体が非常に多い時代であり、その情報過多になっている今だからこそメディアリテラシーを活用しこれからの未来に必要な情報のみを見分ける事が出来なければ、企業が発展しそして我々の活動が地域へ活力を与えることは出来ないと思います。青年会議所は常に先頭に立ち、先を見て活動をしている団体であります。私たちの活動はこれからの未来を考えて変化を生みだして行かなくてはなりません。その為には、未来を読み取る力を養っていく必要があります。時代を読み取る先見の明を養うことにより一人ひとりが常に時代の流れにアンテナを伸ばし正しい情報を集めて、その情報を的確に未来へ活かす事が出来ると思います。そして、その情報を基に自らがリーダーシップを発揮し行動して地域のオピニオンリーダーとなれば企業が地域が益々発展しそして日本の未来が輝かしいものになります。

 

百年先(みらい)への大きな力
私たちが子どもの頃は、学校が終われば毎日の様に友達と遊んでいました。その遊びの中で先生や近所の大人に叱られたりして人間関係や色々な事を覚えてきた感じがします。昨今、子どもが加害者の事件など子どもが関係する犯罪の低年齢化が叫ばれていますが、その原因は何なのでしょうか。家庭環境の変化、教育環境の変化なのでしょうか。1992年からゆとり教育が実施され、早18年が過ぎました。私たちが小学生や中学生の頃と比べると授業時間が減ったことで、授業の進め方が変わっていると思います。学校が終わってから夜遅くまで学習塾に通う子どもが多くいる時代、学習塾に通うのがいけないと言うのではありません、人間関係を勉強する大切な時期に子ども同士で遊ぶ時間が減ってしまうのは大人になる為の大切な物が失われつつある様に思われます。自然の中で遊び、その遊びの中で地域の大人達や友達と触れ合うことで成長していく上でのとても重要な時期を過ごせるのではないでしょうか。大人が子ども達に、人は沢山の人との繋がりの中で生きていること、今自分が生きていることへの感謝の気持ちを学べる場、豊かな心を育む場を作り百年先(みらい)への宝物にして行きます。

 

協働によるまちづくり
近年、青年会議所運動で市民意識変革運動が展開されており、昨今では更に住民の方々に政治に関心を持って頂けていると感じます。当LOMも2007年から数々の公開討論会を開催して参りました。住民の方々には、政治に関心を持つことの重要性が理解されたのではないでしょうか。2010年度全国住みやすいまちランキングにて、我々のエリアが上位に選ばれました。これは、とても素晴らしいことではないでしょうか、住民の方がまちづくり関心を持ち評価した結果だと思います。この素晴らしい2市2町がさらに地域の方から愛される為にも、我々は行政・各諸団体の協働のまちづくりの枠を超えていける様ビジョンを持って活動しなくてはならないと思います。この度、我々は「地域に元気を、LOMに活力を、目指そう新たなる百年先に向って」をまちづくりテーマとして中期計画を策定しました。今後5年間の活動指針として、「青少年育成」「自然環境」「安心安全」を3つの柱に人任せでは無く住民一人ひとりが主体的にまちづくりに参加して頂きけるよう、行政・各種団体と連携をさらに強化にして行かなくてはなりません。その為に支部会を通じて、より地域に合ったで活動をタイムリーに行うことで、LOM全体では行えない協働のまちづくりを進めていきます。

 

30年間繋がっている力
青年会議所は単年度制であります。それは、時代の流れを読み取り常に新しいことへチャレンジして行くことに単年度制の意味があり青年会議所運動にとって重要なこと思います。日本に青年会議所が初めて設立されてから60余年 社団法人愛知中央青年会議所が設立されて30年間一度も途切れることなく継続されてきたことがあります。それは、会員拡大です。新しいことへチャレンジして行く私たちには常に新しい風を吹かすことが大切ではないでしょうか。青年会議所運動の灯を消すことの無い様に私たちは新しいこの地域に眠るオピニオンリーダーを発掘し継承して行かなくてはなりません。常に会員一人ひとりが危機意識を持ち「自分がやらなければ誰がやる!」の精神でメンバー全員の意識を統一させて会員拡大に取り組んで行きたいと考えております。そして 更なる飛躍に為に、5年後には100人体制へ持っていくべく2011年度はメンバー全員拡大にて30%拡大を目標に会員拡大を行って参ります。

 

百年先の愛知中央の為に
1992年に社団法人格を取得した当LOMは益々地域に根ざしたまちづくり運動を展開されてきましたが、公益法人の数が急増し公益法人を名乗りながら公益事業を行っていない団体が存在しており、それを管理し易くする為に2008年公益法人制度改革が実施され私たちを取り巻く環境が大きく変化してきました。これは、公益法人を名乗る団体が法律に則って運営されているかを統一される制度改革です。現在では、日本の伝統芸能であります。大相撲の財団法人の不祥事があり公益団体はどうあるべきかを以前にも益して問われていると感じております。青年会議所は、地域の為、自分達の成長の為に自己投資をして活動している団体です。2013年11月31日までに公益社団法人か一般社団法人かを選択して移行申請を行わなければ私たちの活動が止まってしまう最大の危機を迎えています、この地域から青年会議所活動を消してしまってはなりません。諸先輩方の築き上げてこられたLOMを2011年度は私たちの活動を百年先に継承して行くべく方向へ向かって行きます。

 

さいごに
青年会議所に入会させて頂いて9年間様々な経験をさせて頂き、色々な人との出会いがありました。それは、青年会議所に属して居なければ決して経験したり出会う機会がないと思います。あなたは、どんな思いでJCに入会しましたか。JCに入会した動機は違いますが、活動する理念・目的は同じであると思います。40歳までの一番行動力のある時期にいる私たちです。一人では非力でも全員で力を合わせれば出来ないことは何も無いと思います。その力をもっと大きくする為に、色んなことを経験しましょう、色んな人と出会いましょう。それはこれからの自分自身の新しい扉を開くチャンスかも知れません。

JC運動に一軍も二軍も有りません、メンバー全員がレギュラーです。1年間全てのメンバーと手と手を取り合い新しい一歩を踏み出して行くよう精進して参ります。

社団法人愛知中央青年会議所 http://www.aichi-chuo.jp
〒470-0224 愛知県みよし市三好町大慈山2-11 TEL0561-34-3866
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