はじめに
資源が無い日本国は輸入に頼り、物価の高騰により先行きが不透明であります。「明るい豊かな社会の実現」を目指す我々ならば、今こそ、自身の心を豊かにし、JAYCEEとして、企業人として、社会人として、精一杯胸を張って前に進んで行かなくてはならないのではないでしょうか。そして、足元をしっかり固め、自信と誇りを持って活動しなければならないと私は考えます。
社団法人愛知中央青年会議所が今、一体どこに立ち、何に根を張っているのか、本当の姿を解っているでしょうか。又、青年会議所そのものの姿を解っているのでしょうか。
私を、含めどれだけのメンバーが、青年会議所に自信と誇りを持ち、胸を張れるメンバーが存在するのでしょうか。それは、自分自身の心にも言える事であります。
自分自心を「愛していますか」、自分自心を「誇れていますか」、自分自心の「心友はいますか」そこに、「絆」は生まれていますか。そして、自分自身の心は「煌いていますか」。
・これからの若者に伝えていく使命
かつての日本人は清らかで、美しく、又親切で、心豊かで、おおらかな、まじめで希望に満ちて明るかった。しかし・・・
昨今途切れる事無くメディアから流れてくる情報と言えば、親が子、子が親を、そして自分勝手な考えで、罪も無い尊い命が奪われる犯罪が後を絶たない現実。果たしてそれは、他人事で終らせて良いのでしょうか。もちろん「否」であります。そして、資源を持つ国と資金力のある者が栄え、それに頼らなければならい国と共に人々がもがき苦しみ始めています。それは、戦前と全く変わっていない社会情勢だとは改めて言うまでもないでしょう。そのような時代にも係わらず、多くの若者が愛国精神を失い、祖国を愛せない、又日本人としての誇りを持てないと言う言葉を良く耳にします。このままでは自国を守ろうと言う意識すら無くなり、いずれ日本国そのものが駄目になってしまう事でしょう。
戦時中多くの尊い命を失い、戦後悲惨な惨劇を思い出したくないかの如く、後を振り返 らず、壊滅状態の日本国から明日の母国の為に今現在もめまぐるしく発展をして来た日本。果たして、今の日本の姿を見て先人達はどう思っているのでしょうか。私利私欲に染まり、道徳精神すらも失いかけている姿を想像し、家族や祖国の為に、掛け替えの無い尊い命を奉げたのでしょうか。きっと心から喜びあい、慰めあいながら笑顔溢れる豊かで平和な美しい日本国を想像していたに違いない事でしょう。
果たしてどれだけの若者が先人達を敬い、生まれて来た事への感謝をし、生まれて来た事に喜びを感じているのでしょうか。決して戦争に対して美化をし、又賛成をしている訳でもありません。しかし、日本の歴史から学ぶべき事は数多くあります。それは人それぞれ感じ方も違えば捕らえ方も違うと思います。日本の伝統を大事にして行かなければならない。そして伝えて行かなくてはならない。と言う事と同じだと私は考えます。我々は、悲惨な惨劇に背を向けるのでは無く、むしろ歴史をしっかり受け止め、日本人としての誇りや道徳心を、次世代の若者や子ども達へ伝えて行く事も大切な使命であります。
・豊かな心を持たずして豊かな地域創りは出来ない
私たち社団法人愛知中央青年会議所は「百年森宣言」の旗挙げをしております。これは、この地域の百年先(みらい)を見つめ、緑豊かな地域、ふるさとを、次の世代又、次の世代の子ども達へ残して行かなくてはならないという我々の使命でもあります。
今世界中で環境問題が問われている中、果たしてどれだけのメンバーが意識をしているでしょうか。先ずは、一人ひとりが意識を持ち、会社・家庭・JC活動に環境問題に対し考え、この豊かな地域、故郷を子ども達へ残し、笑顔溢れる子ども達を想像し活動して行かなければならない。我々青年会議所の活動は地域社会に影響力があり、これからの時代を担って行く事が、我々の世代でもあります。日々自覚とプライドを持ち続け、胸を張って行動する事が、自分自身にも自信が持て、青年会議所活動に誇りを持つ事が出来る豊かな心が、豊かな地域創りの第一歩だと思います。だからこそ、我々は地域のリーダーとして、この素晴らしき日本を次代に引き継ぐ責任世代として、地域住民の方々から共感頂ける活動を展開し、地域や日本の百年先(みらい)を作っていくために主体的に、自発的に、行動をし、率先して創り上げて行く必要があるのです。
・LOMの輝きの為に
人には無限の可能性、潜在能力が秘められています。それらを発現し、具体的な成果に結び付けられるのはLOMメンバー一人ひとりです。その為にメンバー全員がそれぞれにしっかりと役割を与え、組織力と実行力をもって結果を出す事が大切です。これを実現するには、自らを成長させ、責任を持って行動をしなければならないと思います。そして、先輩方から受け継いだ伝統や理念、又、教えを伝えて行くのも、メンバー 一人ひとりです。辛い事も楽しい事もLOMメンバー全員で共有しあい又、助け合いながらLOMの絆を深めて行きましょう。そして、メンバー一人ひとりの心とこころが触れ合えた時、始めて人の心の悲しみや痛みが見出せ、本当の心の優しい人になれるのだと思います。人を重んじ人の心を敬い常に感謝の気持ちを忘れず暖かい手を差し伸べて下さい。そうする事で自らが輝き始めLOMが輝き始めるのです。
・JAYCEEとして自信と誇りを持て
今我々の世代は忙しいのは当たり前であります。ほとんどのメンバーが会社で言えば二代目であり必死に仕事をやらなければならないと共に、会社の為、又、社員さんの幸せを願いながら日々汗をかいている事と思います。その忙しい中、又、時間の無い中、青年会議所活動をしている自分に先ずは胸を張って欲しい。決して今の時間は無駄では無いはずです。今までにしてきた事、それは青年会議所に限らず、良い事も、悪い事も、自分自身の糧になって来たと思います。色々な経験が自分自身の自信に繋がって来たのではないですか。そうであるならJAYCEEとして企業人として社会人として、今一度自分の胸に手を当ててみて下さい。私を含め、甘えている自分は居ませんか。言い訳を言い逃げている自分は居ませんか。どうせ自分なんかと卑下している自分は居ませんか。自分一人やらなくてもと傍観者に成ろうとしている自分は居ませんか。もっと青年会議所活動で心を震え立たせましょう。心の奥底から湧き出る力を漲りましょう。そして、もっと自分自身に磨きを掛けましょう。自分自身の心のダイヤモンドの煌きを取り戻しましょう。しかし、自らが変わろう、変えようと言う意思が無ければ掴み取る事は出来ない。自らが前に出て、チャレンジする事こそが青年会議所の魅力でもあり、やりがいを見出す場でもあります。一人ひとりの力は無限大です。LOMメンバーが煌く事で、LOMが輝き続けるのです。
・未来永劫LOMが煌く為に
2008年度から公益法人制度改革元年として、活動をして来ました。それは、現在の我が国の社会経済にふさわしい透明性の高い仕組みの構築を目指すために行われております。即ち、公益社団法人格を取得する為には、これまで以上に多くのハードルが設けられるのは言うまでもありません。今のLOMの現状を踏まえ、問題意識・危機意識・当事者意識をLOMメンバー一人ひとりが常に持ち、真剣に取り組んで行かなければ行けないと考えます。
その為に先ず必要な事は、会員拡大です。メンバー一人ひとりが、問題意識を持ち拡大に取り組んで頂きたいと思います。今現在の会員減少は危機的状態だと言う事を認識し、一人でも多くの志高きメンバーを増やして行きましょう。そして、一人でも多くの同志で地域を盛り上げていきましょう。全ては、我々のLOMの成長の為に。
最後に
一人ひとりが輝き続け成長する事がいずれは、地域が輝く事にも繋がり、それが国をも輝く事にも繋がります。今は、国が地域を守って行く時代ではなく地域は地域で守って行く時代へと移り変わって行きます。だから、我々青年会議所が率先して地域に貢献し、地域の為に活躍をして行かなければならないのです。成果は、傾けた情熱に比例するとも言いますので、精一杯情熱を傾けましょう。そして、30周年という節目を控えている、我々LOMに飛躍出来る様一年全うして行きます。百年先(みらい)の愛知中央の為に。一年間宜しくお願い致します。
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